※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
News Photo

医師不足のため、救急患者は中部病院へ搬送することを余儀なくされていた県立北部病院の産婦人科に10日、新たに2人の医師が加わり、救急医療も再開することになりました。

3年前、医師不足のため休診となった県立北部病院の産婦人科は、その後医師2人を確保し、婦人科と産科診療を再開していました。

10日に新たに民間病院からの派遣と県立八重山病院から2人の医師が着任し、4人体制となりました。

これにより診療体制を拡充し、これまで中部病院への搬送で対応していた救急医療も12月1日から再開することになりました。

10日、取材に対し村田昌功産科部長は「住民の方が不安に思われ、多大な負担をかけている状況でしたので、やっとここまできて安全な周産期診療が展開できるのではと思っています」と話していました。

ただ、医師は1年の半分は当直勤務に当たることになり、厳しい状況は変わらないとして、病院側は将来は5人体制を確保したい考えです。