こんばんは、ザ･スポーツです。先月開幕した、バスケットのｂｊリーグ昨シーズン低迷した琉球ゴールデンキングスが生まれ変わりました。この週末行なわれたホーム戦２試合に圧勝し、無傷の開幕６連勝を達成しました。
西原高校バスケ部「ＷＥ ＡＲＥ ＫＩＮＧＳ ＮＯ１」おじさん４人「めざせ全勝優勝！乾杯！」カップル「今日もキングス勝つぞ！」
琉球ゴールデンキングスの試合を見ようと会場には長蛇の列が！
観客数２試合あわせて４５５９人！！！
「連勝で波にのっているのでこの強い時期を見ておこうと思って」
西地区最下位と涙をのんだ琉球ゴールデンキングス、しかし今シーズンは違います！開幕戦ホームで行なわれた開幕戦、ライジング福岡を相手にキングスは見事快勝次の試合も、リーグ３連覇中の王者大阪エヴェッサを相手に勝利をおさめ、なんと開幕４連勝！県内の注目が高まっています。
今回の対戦相手の大分ヒートデビルズは桶谷ヘッドコーチが昨シーズンまで率いたチーム。
桶谷ヘッドコーチ「僕の教え子達もいるのでそういった意味で本当にやりにくい部分はあったんですけど」「相手のことをどうのこうの言うよりも自分達のバスケットをやろうということでチームのために働こうということで今日は戦ってました」
そして大分のキャプテンは、県出身の与那嶺翼選手。キングス：たくし選手と同じポイントガードとして、昨シーズンのアシストランキングはタクシ選手に次ぐ２位。司令塔として、大分を引っ張ります。
与那嶺翼選手「もちろん琉球キングスに勝ってほしいんですけど、琉球キングスには負けたくない、すごく思い入れがあるので。」
様々な思いが交錯するなか、琉球キングス対大分ヒートデビルズの初戦が始まりました。今シーズン、キングスの攻撃の要は、先月の月間ＭＶＰ：ジェフ・ニュートン選手とアンソニー・マクヘンリー選手。この日は特にマクヘンリー選手の活躍が光ります。第１クオーターの序盤こそ点の取り合いとなりますが、攻める大分のわずかな隙も見逃さず、マクヘンリー選手のこのダンクシュートが決まります。
活躍するのは、外国人選手ばかりではありません。今シーズン急成長を見せているのが、金城茂之(きんじょうしげゆき)選手。ライジング福岡との開幕戦、７本中６本の３ポイントシュートを成功、週間ＭＶＰに選出されました。金城選手の、この連続３ポイントシュートが決まり、大分をつきはなします。
この後は、マクヘンリー選手の３２得点の活躍など怒涛のキングスペース。第１戦は、９０対６５でキングスが圧勝します。
金城選手「できるだけもっともっと気を抜かずにキングスのバスケをしてもっと勝ち続けていきたいですね」
圧倒的な勝利にも、油断を見せなかった金城選手。続く第２戦、攻撃パターンを変えてきます。試合開始早々のシュートは、インサイドから
金城選手「昨日序盤で３ポイントを外から決めたので」「今日は最初は中でせめて行こうと思って」
この作戦が見事的中します。第３クオーターに入ると、３ポイントシュートも見事成功！結局、２ポイントシュート５本、３ポイントシュート２本狙ったシュートはすべて成功させ、１７得点の活躍を見せます。
金城選手「チームメイトが僕にはどんどん行けといってくれるので、」「僕一人では何にもできないので、(たくし)なおと先輩やマック(マクヘンリー)とかジェフ(ニュートン)だとか他のメンバーがいて、ぼくは生かされていると思うので。」
チームの固い連携で安定したバスケットを見せたキングス、固いディフェンスからの速攻などが冴えわたります。一方、大分の与那嶺選手も自ら得点を狙いますが、キングスの勢いをとめることはできません。８６対６４で大分に連勝したキングス、無傷の６連勝で、ウェストカンファレンス単独首位に立ちました。
Ｑ今のチームの状況は？ 金城選手「チーム一丸って言葉がぴったりだと思います」「チームの目標は優勝で」「どんな状況にあってもキングスバスケットを貫いて、できるだけ多く勝ちたいと思います」
桶谷ヘッドコーチ「うれしいですね」「期待にこたえられるように、活躍したいと思いますし、自分達は常に勝てることをおごることなく、常に精進していきたいと思います」
今シーズンは金城選手が急成長し、ニュートン選手やマクヘンリー選手など新加入のメンバーもチームになじみ、結束が深まりつつあるようです。
ところで、ｂｊリーグの参加チームはこちらの１２チームが西地区、東地区に分かれて来年の４月までそれぞれ５２試合ずつを戦い、東西の上位４チームを決定。計８チームがプレーオフに進出し優勝が決定します。
チーム初の単独首位に立ってリーグ戦好スタートを切った琉球ゴールデンキングス来年の春が今から楽しみですね。以上、ザ･スポーツでした。