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北京パラリンピックの車いすマラソンで、県勢初の銀メダルに輝いた上与那原寛和さんに県民栄誉賞が贈られました。
県民栄誉賞は、広く県民に希望と活力を与えた個人や団体に贈られるものです。
23日午前、県庁で行われた授賞式で仲井真知事は「上与那原選手の活躍は障害者スポーツに携わる人々に自信を与えた」と快挙を称えました。
また授賞式には、同じく北京パラリンピックで活躍した仲里進さんと又吉清人さんも出席し、喜びを分かち合いました。
県民栄誉賞を受けて上与那原選手は取材に対し「すごい賞なので、自分のプレッシャーにならないように、賞に決して恥じないように努力をして、県民の皆さんに勇気や感動が与えられたらと思う」と語りました。
また、授賞式に家族が出席していないことを記者に聞かれると「これだけ大事な賞だからちょっとドキドキというのがあって『私(妻)は出られない』と話していた」と、少し恥ずかしそうに笑顔で答えていました。喜びいっぱいの上与那原選手、視線はすでに4年後のロンドン五輪を見据えています。