きょうは、沖縄の方言から連想して生まれた商品で、今観光客のお土産としても人気のキャラクターを紹介します。
ガジュマルの木に住む妖精キジムナー。沖縄の方言で「魂」という意味のまぶいちゃん。沖縄の言葉から連想して生まれた不思議なキャラクターたちです。
国際通り沿いにある小さなお店、「ビジューボックス」は、いつも観光客で賑わっています。
お客さん「なんかあったかいですよね。お土産は、これにしようかなって」
観光客には、言葉の意味がわからなくても、このように説明書きが添えられているところも魅力の一つになっています。
ビジューボックス・MAYUMIさん「私も最初はぜんぜん方言がわからなかった。結構沖縄の方言っていい意味があると思って、これを置物に出来たら面白いだろうなって思って作り始めたんですけど」
デザインと製作を手がけているのがMAYUMIさん、７年前から作り始めここ数年はというと・・・。
MAYUMIさん「出来上がったら、どんどん持っていかないと間に合わないので」
この日も売れきれてしまった商品の注文を受け、職人さんたちが作品作りに励んでいました。
祈りという意味の「うーとーとー」。森がなくなりませんように、海がきれいになりますように、そして、お花がたくさん咲きますように！というMAYUMIさんの思いをこめて誕生した人気の商品です。
今では作品も200種類を超え、県内外にコレクターがいるほど。でも今も変わらず一つ一つ手作業で、顔の表情や配色は少しずつ変わります。
MAYUMIさん「一個一個手塗りすることで、お客さんにいいものを提供したい。やっぱり手作りにこだわっている」
沖縄の言葉から生まれたキャラクターたち。この店にはおとぎの世界を訪れたような不思議な空間が広がっています。
こちらが、紹介したキジムナーです。愛嬌ある表情がかわいらしくお土産で人気というのもわかります。こういうストラップもあります。種類も豊富で、これからクリスマスバージョンやお正月用のキャラクターも登場するということです。