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石垣市で外来種のオオヒキガエルが大量に繁殖し、生態系を脅かす恐れがあるとして捕獲作業が続いています。

大量に繁殖しているのは南米原産のオオヒキガエルで、1978年にサトウキビの害虫駆除のため移入されたものです。体長は15センチから20センチにもなり、体の表面から毒を出すために島には天敵がなく、繁殖を続けています。

環境省などの調査によりますと、生息数は推定3万匹から5万匹で、多くの昆虫などを捕食。同じ昆虫類を捕食する島の在来種の生態系に大きく影響している可能性があるとして、捕獲作業を続けています。

環境省では10月から11月にかけ、島をあげての捕獲作業を実施する方針で、多くの参加者を呼びかけています。