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8月に那覇市で発見された砲弾が化学弾の可能性があるとして、環境省や県などが10月15日、現場の土壌を調べる環境調査を行いました。県内での化学弾に関する環境調査が行われるのは初めてです。
8月に那覇市で遺骨収集作業していたグループが、壕の中で19発の不発弾を発見。防衛省が確認したところ、そのうち2発が、当時の日本軍の化学弾「92式あか弾」の可能性があることが分かりました。
これを受けて環境省は15日、県と那覇市と合同で環境調査を実施し、砲弾が発見された壕の中や周辺に科学物質が含まれていないかを調べるため、土を採取したり大気を集める作業を進めました。県内で化学弾に関する環境調査が行われたのは今回が初めてで、環境省では調査結果をおよそ1カ月後に公表します。