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暦は10月…。でも、沖縄の日差しはまだまだ強烈です。そんな強い日差しを遮ってくれる「日傘」。名護市にある「彩庵」では、手作りの日傘を作っています。
天然素材にこだわって、柄の部分や取っ手には県産や国産の木を使い、塗料も天然のものを使っています。
彩庵・金城 守さん「特に取っ手の場合は一個ずつ加工して作りますので、むしろ同じの作ってっというと出来ないですね」
木目の美しさに気を使いながら、何度も削り、手触りなどを確かめます。
そして傘の生地は藍染や麻、紅型など様々。柄を合わせたり、違う生地を組み合わせたりすることで、既製品にはないバリエーションが生まれます。
さらに、オリジナルを追求したいという方には…。
金城さん「さん例えば自宅に眠ってて、捨てに捨てきれない生地とか、思い出のものとかあれば、ここに持ってきていただければ、大事な一本と言うことで、お作りすることが出来ます」
古着やお気に入りの生地を持ち込めば、世界にひとつだけの日傘を作ることができます。
金城さん「イメージを一緒に言ってもらって『じゃ、こんな感じで作りましょうか』とか、そういう風にして、お客様と仕上げていくっていうときもある。色んなやり方といいますか、楽しみ方もあると思う。それがひとつの個性になっているとは思う」