こんにちは、ザ・スポーツです。まずは高校生のハンドボール。先月のインターハイで、男子:興南、女子那覇西と男女ともに準優勝と大活躍をみせた県内の高校ハンドボール。主力だった3年生たちが引退し、新チームが始動しました
昨日決勝戦が行なわれたハンドボールの県高校選手権。3年生が引退し、新チームで初めて挑むこの試合は、来年の選抜大会やインターハイにむけて、その実力を占う前哨戦となります。先月のさいたま県でのインターハイ、県代表の男子:興南、女子:那覇西は全国でともに準優勝、そして今月は、琉球コラソンが日本リーグに初参戦し、ハンド王国・沖縄の存在感が高まっています。
嘉数選手「琉球コラソンも自分達のためにチームを作って将来のためにやってくれているので、自分達も高校で日本一になって盛り上げたいと思います」
今年も活躍が期待される、興南高校の新キャプテンは嘉数陽介選手、先日のインターハイには出場できませんでしたが・・
黒島監督「体は小さいんですが非常にガッツあるプレーヤーで、うまくチームをまとめて引っ張ってくれるんじゃないかなと期待してます」
インターハイを終えて、本格的に新チームの練習が始まったのは今月からしかし準優勝メンバーの山田くんや上里くんは、怪我で試合に出場できません。主力を欠き、準備万態とはいえない状況ですが、ここで優勝して県内敵なし、興南の層の厚さを示したいところです。そして、2年後に沖縄で開催されるインターハイの主力となるのが、玉城慶也(たまきけいや)くんです。1年生ながら準優勝メンバーの一人です。
玉城選手「3年生が自分にとてもいい経験をさせてくれたので、」「この大会も優勝して、(来年は)全国制覇を目指したいと思います」
準決勝、青のユニフォーム浦添高校との対戦。興南は、GKの大城(おおしろ)選手や山里(山里)選手の好セーブで、浦添にリードを許しません。しかし、パスミスなど連携を欠く場面もあり、勝利はしたものの不安の残る内容となりました。
決勝戦の相手は赤のユニフォーム、具志川商業ノーシードながら決勝まで勝ち上がってきました。身長の高いメンバーがそろっています。
嘉数選手「初戦から自分達の調子が出せないで、ミス連発でいい流れが作れなかったんですけど、決勝でみんな気持ち高めて」
黄色のユニフォーム興南がようやく本来の力を発揮します。体格の差は足でカバー、通事(とおじ)選手や玉城選手を中心に持ち味のディフェンスからの速攻で得点を重ねます。嘉数選手も8得点の活躍、見事なアシストも決めます。
嘉数選手「こぼれ球とかルーズボールは絶対負けないって気持ちでやっていました。」
一方健闘を続けた具志川商業ですが、連戦の疲れがでて足がとまってしまいます。46対18のダブルスコアで、圧倒的な強さを見せた興南2年連続24回目の優勝を果たしました。
嘉数選手「目標は(選抜・インターハイ・国体の)三冠なので、全国制覇だけを目指して、毎日がんばりたいと思います」
一方、女子はインターハイ準優勝の那覇西に浦添が挑みます。浦添はキャプテンでゴールキーパー小波津(こはつ)選手の好セーブや、大城選手のディフェンスの外からのするどいシュートが光り、那覇西を28対24で下し、先輩達の雪辱を果たしました。
小波津選手「とってもうれしいです」Q目標は?「全国制覇!」
県内のハンドボール界の活躍に今後も期待が持てそうです。
琉球Gキングスも手ごたえあり
続いてはバスケット、bjリーグ開幕までいよいよ3週間を切った琉球ゴールデンキングス、おととい、練習試合を行いました。
bjリーグ開幕を目前にした琉球ゴールデンキングス。アメリカ軍基地内のクラブチームNewJacksと行なわれた練習試合は、公式戦で使用する特設コートをしき、いよいよ本番!という雰囲気で行なわれました
試合は新加入選手のアンソニー・マクヘンリー選手や、クリス・エアー選手そして菅原洋介選手等がチーム内で存在感を発揮し、昨シーズンからのメンバーもブライアン・シンプソン選手が迫力あるダンクシュートを決めると、昨シーズンの最多アシスト澤岻直人選手は鮮やかなパスまわしを見せます。
後半、すこし疲れが見える場面もありましたが、結果は、89対54の快勝、開幕戦がたのしみな結果となりました。
沢岻選手「去年とメンバーも代わって、バスケットのスタイルもちょこちょこっと変わってきているので」(昨シーズンとは)ちょっと違った楽しみ方があるのかなあと思います」
桶谷ヘッドコーチ「よりエキサイティングで面白いバスケットが見れると思うので、ぜひ会場に足を運んで応援していただきたいと思います」
bjリーグ、琉球ゴールデンキングスの初戦は来月の11日土曜日、ライジング福岡を相手に、宜野湾市立体育館で行なわれます。