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10月にバルセロナで開催される国際自然保護連合の会議で辺野古への基地建設に伴う環境アセスを日米政府共同で実施するよう求めた勧告案が協議されることになりました。
国際自然保護連合は195の国や政府機関と874の自然保護団体それにおよそ1万人の科学者で構成する世界最大の自然保護の国際組織です。ジュゴン保護キャンペーンセンターは辺野古の基地建設でジュゴンが絶滅の危機にあるとして日米政府が合同で環境アセスを実施する事や学者などの意見を踏まえジュゴンへの有害な影響を回避する計画案の作成を求める勧告案を会議に提出。勧告案は10月の会議で協議されます。
アメリカ政府もことし1月のサンフランシスコ連邦地裁の「ジュゴン保護策を示せ」という判決を受け当事者として参加する見込みです。勧告案は、ほぼ、採択される見通しだとしています。