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いよいよ、今度の日曜日「小学生クラス対抗30人31脚・沖縄大会」が開催されます。これまで大会では様々な名物先生が誕生しました。きょうはそんな名物先生が久しぶりに帰って気ました!潮平小学校です。

小学生が心を一つに50メートルの直線距離を走り抜ける30人31脚。過去、多くの感動のドラマが生まれた。そして今年、3年間の沈黙を破り、あの男が帰ってきた〜!

井上慶先生「まだ遅すぎる。いいね。一歩行きます!」

沖縄大会で過去2回の優勝経験を持つ、井上慶先生だ。

井上先生率いる糸満市立潮平小学校6年1組は、もちろん、今大会の優勝候補の筆頭に名前が挙がっている。

キャプテン・内山茉南さん「体操始めるよ〜!早く〜!」

3クラスある6年生の中で、唯一出場する6年1組。チームを引っ張るのは女の子のキャプテン、内山茉南さんだ。

内山茉南さん「仲間の大切さや友情、絆とかいろんなものを学びました」

6年1組のモットーは「絆」。

5月から取り組んだ練習も、はじめは互いの心も走りもバラバラ。しかし、夏休みの間も毎日練習するなど、一歩一歩の歩みがやがてクラスの心を一つに結びつけていった。

昼休みの時間、わずか15分の練習にも気合が入る。

井上先生「参加するだけだったら、今のでとても良い走り。でも目標は違うはず。だったらもっと気持ちを入れろ!」

優勝を狙う潮平小6年1組には、ある秘策があった。それはスタート!一般的に、走り出す初めの一歩は体重をかける軸足とは別の足、普通はこんな風に後ろの足が前に出る。

しかし、潮平小6年1組はこの常識を覆し、軸足から一歩を踏み出している。これにより、後ろの足を前に出す、コンマ何秒のスタートの時の差を早めようというのだ。

井上先生「位置に付いて、よ〜い!」

この日は大会に向けた一人ひとりの今の思いと決意を作文と寄せ書きに。そこには、熱い言葉がちりばめられていた。

下門ひなさん「チームワークが良いので、このチームワークで全国を目指したいと思います。県大会当日は心を一つにして、一生懸命走って優勝したいです」

林海欧くん「みんなで走って良いタイムを目指す」

内山茉南さん「One for all. All for one. “一人はみんなのために、みんなは一人のために”を合言葉に、めざせ県大会優勝!全国制覇!」

潮平小6年1組!クラスの友情と絆でつかんだ疾風の走りで、県大会の頂点を目指す!

大会は今度の日曜日。11月の全国大会出場をかけ、26校・45クラスが出場し、沖縄市の県総合運動公園陸上競技場で、小学生による熱いレースが展開されます。