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次の沖縄振興計画の策定に向けた県の委員会が8日、県庁で開かれました。委員会は、沖縄振興計画が3年後の2011年度で期限切れとなるため、これまでの振興計画や復帰特別措置の総点検、そして次期振興計画の策定に着手するため開かれたものです。

議題となった21世紀ビジョンは、県民参加のもとで2030年度を目途とした沖縄の将来像を描き、その実現に向けた取り組みの方向性と県民や行政の役割などを示す基本構想です。

ただ、委員会でこの21世紀ビジョンについては、経済・雇用問題や基地、環境、道州制などの課題点を示しただけで、県は具体的な将来像は11日に設置する諮問機関、県振興審議会で議論を深めてもらうと説明しています。