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先月、国頭村奥の県道で交通事故に遭い、保護されたヤンバルクイナのけがが回復し、3日にヤンバルの森に帰されました。元気に森に帰っていったのは、8月17日にこの森の近くの県道70号で交通事故に遭ったヤンバルクイナのメスの成鳥です。

保護された当時は鼻から出血し、自力では歩けない状態でしたが、致命傷ではなく、2週間ほどで回復しました。

クイナを保護していた江藤奈穂子さんは「飛べないからここにしか住めないので、ここに来る際は気をつけて運転してほしい」話しています。

事故後に手当てを受けて森へ帰るまでに回復するクイナはごくわずかで、今年は事故にあった13羽のうち11羽が死がいで見つかっています。