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ハイビスカスに月桃、それに塩やウコン。どれも沖縄の自然の中で育まれた素材で、最近では私たちの生活用品にも取り入れられています。こちらがそれらで出来た手作りの石鹸やアロマオイルです。

この商品を手掛けているのが石渡道代さん。6年前に東京から移住。もともと石鹸や洗剤などを扱う大手メーカーに勤めていた経験から、沖縄の素材を使った商品を作り始めました。

石渡道代さん「(Q:なぜスキンケア商品を?)沖縄の自然をそのまま詰め込んだような。沖縄の自然というのはありのまま、あるがままが一番美しいと思いますので、そういうものを詰め込んだような商品作りをしていきたいと思っていて」

この日、工房ではハイビスカスを素材にした石けんが作られていました。

オリーブ油やパーム油などがブレンドされた植物性のオイルに、水酸化ナトリウムを均一に混ぜていきます。

石渡さん「(Q:どのくらいかかります?)準備から始めると、やはり3時間ぐらいはかかります」

そして、ハイビスカスの葉っぱを粉末にしたものを入れ、赤土の成分で色づけ。最後に、ラベンダーなどのアロマエッセンで香りをつけて、工程は終了。

石渡さん「その状態で静かにおいて、24時間。それで今度は型だしをして、一日寝かせて、そのあとカット。また、そのあとに約1ヶ月ぐらい乾燥させる」

地道な作業の積み重ねから生まれた天然素材の石けん。その日の気分に合わせて使い分け、香りを楽しんで欲しいと話しています。

石渡さん「ライフスタイルのひとつとして、スキンケアというのを考えていきたいと思っています。同世代の女性たちを元気づけられるような、またエネルギーをチャージするような、そういう製品作りをしていきたいと思います」

これらの商品は現在、「プラザハウス」やインターネットで通信販売されています。