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障害をもった人に支払われる障害基礎年金が、手続き上のミスで、本来支払われるべき合わせておよそ5700万円が支払われていなかったことがわかりました。
沖縄社会保険事務局によりますと、今回判明したのは法律の改正に伴う障害基礎年金の裁定ミスと複数の障害を抱えた人の認定ミスです。
裁定ミスでは本来新しい法律が適用され、障害基礎年金の受給者となるべき県内の6人に古い法律を適用したため、1994年から今年まで合わせておよそ3900万円を支払っていませんでした。未払い額が最も多い人では14年間で1100万円に上っています。
また、複数の障害の認定ミスでも、今回新たに18件、1800万円分の未払いが見つかりました。
沖縄社会保険事務局では現在、対象者に謝罪し、順次支払っているということです。