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中華航空機の爆発・炎上事故から1年を迎えるにあたって、きょうから3日間に渡って放送する検証リポートの第1弾です。
比嘉雅人記者「事故現場、那覇空港の上空です。正面から見て右の翼が折れ曲がり、胴体は穴だらけです。もはや原形をとどめていません」
中華航空・趙国帥社長(当時)「今回の事故で多くの乗客や皆様にご迷惑とご心配をおかけしたことをお詫びします」
機体の右の翼の中にあるボルトが留め具を付け忘れた為に脱落し、燃料タンクの壁を突き破ったことが原因となった中華航空機の事故。
機体を製造したボーイング社はこの秋に出される事故調査委員会の最終報告を待たずに、留め具が無くてもボルトが脱落しないよう、部品の大幅な設計変更を行っていたことがわかりました。
今後、全世界の2700機で近く部品の改修が進められる見通しです。