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夏の甲子園でベスト16入りし、旋風を巻き起こしている浦添商業。その影には大きな支えがありました。棚原記者のリポートです

神谷嘉宗監督「(試合前は)相手のチームを良く見ながら、ずっと考えているんですよ」

勝利の影に緻密なデータ野球あり。初めての甲子園ながら、チームを率いる神谷監督のここまでの采配はズバリ的中しています。

そして、浦商にとってもう一人大きな存在が上原健吾部長。11年前の夏の甲子園、浦商のキャプテンとしてベスト4まで進出。現在のナインの大先輩です。

仲村早人主将「ベンチにいるだけで、そばにいるだけでとても力強いので、自分たちを支えてくれる大きな存在だと思います」

伊波翔悟投手「本当に頼りになる、そういう存在です」

上原健吾部長「ベンチにいて、アルプスの応援ですとか沖縄の応援もすごいですので、昔を思い出しながら、プレーしている生徒がうらやましいなと思いながら、生徒を応援していますね」

仲村早人主将「健吾先生たちのベスト4を上回れるように、チーム一丸となって戦えるように頑張っていきたいです」

上原健吾部長「もう是非越えていただきたいと。でも欲張らずに一戦一戦をしっかり勝ってもらって、結果越えてくれれば」

心強い大先輩がそばについた浦商ナイン。きょうの練習は、続く関東一校戦を前に、フリーバッティングでは相手の右ピッチャーを想定した変化球対策に的を絞りました。

対戦相手の関東一校は激戦区・東東京を勝ち抜き、春夏連続出場を果たした総合力の高いチーム。特にその機動力は地区大会で30の盗塁、甲子園でも2試合で6つの盗塁を決めるなど、要注意です。

伊波翔悟投手「機動力に惑わされないように、しっかり自分のマウンドで落ち着いて投げられるようにしたいです」

神谷嘉宗監督「足でかき回されないように守っていきたい。その守りから1点1点とっていけば良い」

棚原記者「甲子園で快進撃を続ける浦商ナイン。あさっての3回戦、関東一校戦がこの夏の登竜門です」