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8月は食品衛生月間。食べ物を扱う機会が増えるお盆を前に、保健所などの関係者が市場で食中毒の予防を呼びかけました。

夏場のこの時期は細菌による食中毒が増える為、食中毒の防止と食品の衛生管理を徹底してもらおうと県が実施しました。

およそ150の店舗が営業している那覇市の栄町市場では、保健所や食品衛生協会などのメンバーが食品の気温管理や扱いに気をつけてほしいと呼びかけました。

県中央保健所仲宗根正所長は「家庭でも冷蔵庫を過信せず、長く作り置きをしたものを翌日、翌々日という食べ方は気をつけてほしい」と話しています。また市場の一角では細菌検査を実践して、丁寧な手洗いの重要性を呼びかけていました。

衛生面に気を使わなくてはいけないのは大勢に食事を提供する厨房。省エネにもつながり、衛生的なオール電化施設を備えた中城村の学校給食共同調理場では、施設をPRする見学会がありました。

調理場の担当者は、オール電化で室内温度が安定させやすく、食中毒が発生しづらい環境が作りやすくなったと説明。参加した各市町村の担当者は、感心した様子で見入っていました。