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いよいよ明日甲子園球場で開幕する夏の甲子園。県代表・浦添商業は来週月曜日の第3試合に登場。初戦に挑みますが、出発前に取材しました。
甲子園に出発する前日の浦添商業。直前ということもあってか、この日、チームにはピリピリとした緊張感が漂っていました。
仲村早人主将「やはり今追い込まないと、絶対甲子園で力を発揮できないということで、緊張感を持って練習はできていると思います」
その浦添商業の初戦の相手は、福岡の飯塚。チーム攻略の鍵を握るのはエース辛島航選手です。
身長176センチの左腕は、手元で伸びる140キロ近い速球と多彩な変化球に加え、抜群の制球力が持ち味。福岡大会4試合を一人で投げ抜いた辛島投手を打ち崩せるかが初戦の最大のポイントです。
浦商ナインは、その辛島投手を想定したバッティング練習に大きく時間を割くなど、備えは怠っていません。
夢の甲子園切符を手にした浦商ナイン。部室には彼らを支えてきた言葉がありました。
「思強全可」
思いの強さが全てを可能にする。浦商野球部が甲子園でその思いの全てをぶつけます。
伊波翔悟投手「同じ九州勢として負けたくはないです。春のセンバツで(沖尚の)東浜投手があんな素晴らしいピッチングをしたので、自分がこの夏『沖縄にもまだいいピッチャーがいるな』と言われるくらいのピッチングをしたいです」
両チーム、データ的にはとても似ているだけに接戦が予想されます。QABでは浦商の初戦を実況中継でお送りましますのでお楽しみに。