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台湾産のマンゴーが宮古島産と偽って販売されていた問題で、国や県の担当者が1日、那覇市の市場で食品表示の巡回指導を行いました。これは8月1日からの食品表示強化期間にあわせて行われたものです。
国や県の担当者が那覇市の公設市場などで生鮮食品の表示をチェック。7月31日に発覚したマンゴーの産地偽装を受け、特にマンゴーを重点的に確認していました。
青果店の人は「宮古島産というシールが貼られていても、『本当に宮古産ですか』と聞く客がいる」と話していました。
一方、宮古島では生産者たちが抗議声明を発表。宮古島市マンゴー産地協議会の砂川政文副会長が「生産者及びJA、行政が長年の努力によって築き上げた宮古島産ブランドイメージを、一瞬にして大きく損ねる結果となりました」と声明文を読み上げました。
そして生産者たちは事件の厳正な処分を求めました。また、自らも出荷先の業者を厳選するなど、再発防止に努めていく方針です。