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南風原町でプライドをかけた熱い戦いが行われました。7月28日夜に行われたのは南風原町の喜屋武の綱引き。毎年、旧暦の6月25日、26日の2日間、行われています。

広場で、綱を持った東の若者が来るのを西の若者が待ち構え、その後、棒術やぶつかり合いをします。

更に、縄を結合させるカヌチ棒を差し込むときにも若者同士の小競り合いが続きます。

そしてようやく綱引き開始。合図とともに「サーイ、サーイ」と掛け声をしながら、およそ1000人が一斉に綱を引きます。8分間の熱戦の末、西の集落が勝利を収めました。

参加した地元の人たちは「みんなの気合が声がそろえばやっぱり引くことを一番感じた」、「青年たちが勢いあるから上等だった」などと興奮しながら話していました。