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先月、日本リーグへの正式加盟が決まったハンドボールチーム「琉球コラソン」。今週30日からは琉球コラソンも参加して、県内で初めて全日本実業団選手権が開催されます。

オリンピック予選で注目を集めた宮崎大輔選手がいる大崎電気など12チームが参加して、ここ沖縄で実業団No1が決定します。

今日は大会で活躍が期待されるこの選手に注目しました。

今週30日から、県内で初めて全日本実業団選手権が開催されることもあって、練習に熱が入っています。

4月のトライアウトに合格し、ポストプレーヤーとして活躍が期待される内山藤将選手。実は内山選手、日中は丸正印刷の営業マンとして働いています。

琉球コラソンのメンバーのほとんどが会社員。それぞれの会社の協力も得て、ハンドボールを続けています。

これが内山選手の一日のスケジュールです。仕事とハンドボールの両立はとても大変なように思えますが・・・。

内山選手「大変なのは何してても大変なので、常に前向きにがんばりたいです」

そんな内山選手を会社の仲間達も応援しています。

会社の先輩「自分の中では本当にすごいなっていう、ただ尊敬するばかりですね」

会社の上司「(Q:全日本実業団、応援にいきますか?)もちろんいきます、がんばって!」

仕事を終えてから練習に参加するため、集合時間にぎりぎりで到着することもしばしば。

その内山選手、ユニフォームに着替えると、サラリーマンからハンドボーラーへ気持ちを切り替えます。

田場GM「彼の場合は小さいんですけど、動いてスピードもあるし、ボールのキープ力もあるし、ディフェンスもできる。今は欠かせない存在ですね」

内山選手にとって、琉球コラソンに所属して初の公式戦となる全日本実業団選手権。

内山選手「少しでも自分の存在、ハンドボールをやっている姿を見てもらいたいし、わかってもらいたい。そこで自分も、仕事でもハンドでもベストなプレーができればいいなあと思っています。まずはこのチームで日本一を目指して、がんばっていくのが今の目標です」

30日水曜日開幕の全日本実業団選手権、琉球コラソンは大会初日の第1試合、強豪・ホンダ熊本と対戦します。