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25日午前、浦添市の住宅建設現場で突然地面が陥没、沖縄戦当時の防空壕が姿を現しました。中からは遺品が大量に見つかりました。壕が発見されたのは、浦添市城間の住宅密集地です。
25日午前11時ごろ、住宅建設の基礎工事で地面を掘っている最中に発見されました。発見した工事業者は「ゴトンと落ちたので、半信半疑で開けて入ってみたところ、いろいろ見つかった」と話していました。
中からは手榴弾や小銃の弾数百発が見つかったため、自衛隊が出動し、回収しました。壕の中は幅が4,5メートル、高さは高いところで2メートル、低いところでは人が屈まないといけない高さ。急須や歯ブラシなどもあり、戦争当時生活していた様子がそのまま残っています。
付近住民の間では、この近くに昔、壕があったという噂がありましたが、これまで確認されていませんでした。
壕はまだ奥にも枝分かれして続いている様子で、工事業者は、しばらく工事はできないと困惑した様子でした。