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このところ雨らしい雨が降らない宮古島では、サトウキビに深刻な影響が出始めています。
宮古では先月から雨がほとんど降らない天気が続いています。宮古島市城辺地区では畑のサトウキビが乾燥のために丸くなるロール現象や葉が茶色に変色するなど被害が出ています。
このため、宮古島市ではおよそ9000万円の予算を投じ、畑に水をまく潅水対策をとり始めています。トラック組合などの協力を得て、製糖工場から水をくみ、次々と乾いた畑に撒きました。一日で10回ほど往復するということで、作業は日が暮れるまで続けられています。
宮古島でこのような対策がとられるのは5年ぶりのこと。しばらくはまとまった雨が見込めないため、農家や関係者は水撒きの作業に追われる日が続きそうです。