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教員採用を巡る汚職事件の波紋が広がる中県内でも20日採用の１次試験が実施され、5000人あまりが試験に臨んでいます。県内の小中学校、高校の教員採用試験は20日９時から那覇市と豊見城市の５つの試験会場で実施されていて、このうち那覇高校では小学校と音楽の教師の採用試験が行われています。
試験の申込者数は5146人で９月の２次試験を経て最終的に300人から360人が採用される予定です。教員採用を巡っては大分県で採用試験を巡る大規模な汚職事件があった他、県内でも去年採点ミスが多発し受験者も、不祥事を気にかけています。
県教育委員会では試験の透明性を確保するため、今回の試験から試験問題の持ち帰りを認める他、１次、２次試験の個人得点と順位を受験者に送付するなど、積極的に情報公開します。