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がんの診断装置PETに使われる薬剤の製造や品質検査などを行う機器を簡素化・低価格化し地域医療の向上を目指すプロジェクトが琉球大学で始まります。この開発研究は琉球大学と粒子線医療支援機構が地域医療の向上を目指して共同で行うもので、17日、両者が記者会見で発表しました。

現在、がんやアルツハイマー病を画像で診断する装置PETを使うときに投与される薬剤は放射性物質が使われていて、製造や品質検査などのために大型で高額な完全自動システム機器になっています。

今回の研究開発ではこのシステムを小型化、低価格化し、使いやすくしたモデルを作り出そうというものです。琉球大学ではモデルの完成は2年後を目指していて、地域の医療水準の飛躍的な向上が期待できると話しています。