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稲作を通して農家の仕事や収穫の喜びを体験してもらおうと、宮古島の小学校で子どもたちが稲刈りをしました。

ことしで14年続いている稲作の体験学習。学校の南側に設けられたおよそ300平方メートルの田んぼには、ことし3月に植えつけた苗が黄金色に実りました。

稲刈りには全児童23人と父母や地域の人たちが参加し、児童会長の下地拓実さんが「みんなで植えた稲が大きくなりました。地域の皆さんに感謝しながら収穫しましょう」と呼びかけました。

子どもたちは16日の稲刈りまでに田んぼの雑草を取ったり、野鳥に食べられないようにネットを張ったり、世話をしてきただけに、収穫の喜びもひとしおのようで、手際よく刈っていました。

去年はおよそ100キロを収穫しましたが、ことしは天候にも恵まれたため、それ以上の豊作を見込んでいるということです。

刈り取ったお米は9月の運動会でカレーライスを作り、地域の人たちにも振舞われます。