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県議会文教厚生委員会は7月14日、後期高齢者医療制度の廃止を求める陳情をめぐって深夜まで協議が続き、採決の結果、与野党同数となって、委員長採決でこの陳情を採択しました。

県議会文教厚生委員会は県老人クラブ連合会から出された後期高齢者医療制度の廃止を求める陳情を受けて野党が老人クラブ会員の思いに対する認識を質しました。これに対し県は、制度は高齢者のためであり、陳情内容には誤解があると繰り返しました。

ただ、野党議員の厳しい追求に対して県は制度の不備を認める一幕もありました。そして流会ぎりぎりの14日午前0時前、与党が継続審議の動議を提出し採決が行われた結果、与野党5対5の同数となったため、最終的に委員長採決で、制度の廃止を求める陳情が採択されました。