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燃料の高騰で、県内の漁師は危機的状況に追い込まれています。県漁連は9日の会見で、11日に漁業関係者による総決起大会を開くことを発表しました。

5年前と比べると2.7倍にまで値上がりしている船の燃料。那覇市の漁港でも、漁に必要な最低限の油を給油し、船の積み荷を減らすなど対策に必死です。

こうした厳しい状況を受け、県漁業協同組合は9日に会見を開き、政府に対して必要な補てん措置などを求める総決起大会を金曜日に開催することを発表しました。

県漁連の下地会長は「漁業者の努力だけではもう問題を解決できない」と状況を説明。今月15日には県漁連に所属する3150の漁船、6000人の漁師によるストライキを初めて実施します。