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県議会の野党会派は8日、名護市辺野古への基地建設に反対する決議案を開会中の6月定例会に提出し、可決する方針を確認しました。

県議会の野党会派は野党が過半数を占めるこの県議会で、国や県、名護市が進める辺野古への新基地建設に反対する決議について、これまで会派間で協議してきました。そして8日、各会派の代表者が話し合った結果、この6月定例会で辺野古への基地建設反対決議を行う方針で一致しました。

9日午前、取材に対し共産党の嘉陽宗儀議員は「県民の審判を明確に示す意思表示をするという議会にするためにも、新基地建設はダメだという意思表示を明確にしようということで意見一致をみた」と述べました。

野党は10日までの一般質問でも県の姿勢を質し、16日の米軍基地関係特別委員会で決議案を提出、18日の最終本会議で、賛成多数で可決されると見られ、現在の基地建設計画に影響を与えるのは必至です。