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8日午後4時42分頃、沖縄本島近海を震源とする地震がありました。名護市や国頭村、今帰仁村など北部では震度4を観測したほか、那覇では震度3を観測し、県内全域で揺れを感じました。
地震があったのは午後4時42分頃で、震源地は沖縄本島近海、震源の深さはおよそ50キロ、地震の規模を示すマグニチュードは6と推定されています。
各地の震度は名護市港、国頭村奥、辺土名、今帰仁村仲宗根などで震度4。名護市宮里、大宜味村、恩納村、那覇市などで震度3、宜野座村や金武町、読谷村などで震度2を観測しました。
この地震による被害はありませんでしたが、地震直後は20秒から30秒ほど横揺れが続きました。
なお、今回の地震の直前には、緊急地震速報が流れました。今回の地震で気象庁から緊急地震速報が発令されたのは、午後4時42分35秒。QABでは10秒後の45秒に画面に速報が流れ、地震はそのおよそ5秒後に発生しました。
緊急地震速報は2007年10月から運用が始まり、県内で速報が流れたのは2度目。1度目は2008年4月宮古島で発生した震度4の地震の際に全国で初めて速報が流れましたが、その時には、速報が揺れに間に合いませんでした。気象台によりますと、8日の地震の速報は沖縄本島内ではほぼ揺れの前に流れたとみています。