※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
News Photo

ベトナム戦争の後遺症に苦しんだものの、それを乗り越え各地で平和を訴え続けている元海兵隊員の男性の講演会が7月5日、恩納村で開かれました。講演を行ったのはアメリカ人のアレン・ネルソンさんです。

アレンさんは18歳のとき海兵隊員としてベトナム戦争に従軍。金武町のキャンプハンセンにも駐留していました。しかし除隊後、心的外傷後ストレス障害を発症。18年間の治療を経て今は戦争の語り部として活動しています。

講演のなかでアレンさんは、軍隊でひたすら暴力や殺人を教え込まれた経験を話し、「軍隊は沖縄の人を守らない。基地は撤去すべきだ」と訴えました。