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WWFJ、世界自然保護基金ジャパンは、南西諸島近海のサンゴ礁の中から保護すべき重要なサンゴ群集域を154カ所選定したと発表しました。この「重要サンゴ群集域」は、地球上の生物の多様性保護を掲げる、国際的な会議が2010年に名古屋市で開かれるのを前に、サンゴ保護区の設定や自然保護教育などに役立ててもらおうとWWFJが選定したものです。

選定は、種類の豊富さや水温、オニヒトデなどの食害の規模、付近の陸地の人口密集の程度などを多角的に分析して行われ、保護すべき優先順位の高い154カ所が選定されました。沖縄はほぼ全ての周辺の海域にあたる123か所が選ばれています。

WWFJではこのサンゴ群衆域をデータ化することにしていて、自治体や教育現場で活用して欲しいと話しています。