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歴史が育んだ職人の技とこだわりの味を一堂に集めた暮らしの逸品展が那覇市のデパートで開かれています。職人伝統の技や特産品を紹介するこの催しはことしで2回目で、全国各地から25店舗が出店しています。

鹿児島県の屋久島からは木目の細かさややさしい香りが特徴の屋久杉を使った工芸品が展示・販売され、京都からは利尻昆布や鰹節のだしがたっぷりと入っただし巻き卵や佃煮などが出品されています。

また、ことしの目玉は本物そっくりの食品サンプルの実演コーナーで、溶かしたロウをぬるま湯につけてエビの天麩羅やレタスを手際よく作る様子に買い物客の中には『本物より美味しそう』と感想を漏らす人もいました。職人の見事な手捌きを間近で見られる暮らしの逸品展は7日まで那覇市のリウボウで開かれています。