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島根県の診療所が採血用の器具を使いまわし問題となっていますが、沖縄でも126の医療施設で使いまわしが行われていたことが2日にわかりました。
これは2008年5月、島根県で診療所が採血用の器具を使い回し、10人余りが肝炎に感染したことを受け、厚生労働省が各県に対して個人用の採血器具の使用状況について調査を依頼。県がその結果を公表したものです。
個人用の採血器具は、安全性の問題から使いまわすことが禁止されていますが、今回の調査で針の部分だけを交換し、元の部分を使いまわしていた医療施設や市町村が126施設あったことを発表しました。
県では感染症の可能性は低いとしていますが、まだ240施設が未回答として、使用施設はまだ増える可能性があります。なお、使用していた医療施設について県は今後、ホームページで公表する方針です。