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夏の足元のおしゃれと言えば、サンダルです。そのサンダルにもうちな〜ムーンがあります。あの織りや染めの伝統工芸との組み合わせです。
アイフィンガー・前田正一さん「綺麗さ、他にない華やかさが多いですね。沖縄の伝統工芸品は」
前田正一さん。観光に訪れた沖縄で華やかで美しい沖縄の伝統工芸に出会い、この素材を履物に使いたいと思いつきました。これがそのサンダルです!
前田さん「(Q:お客の評価は?)すごいって言ってくれますね。うれしいです。やっぱり評価が高いと言うのはすごく嬉しいですね」
首里織り、読谷山花織り、紅型などの伝統工芸品を使ったサンダルは、観光客にも沖縄の人達にも好評だといいます。
でもこのアイディア、最初からすんなり受け入れられたわけではありませんでした。
前田さん「伝統工芸品を足元に持ってくるというのはどうかなと言うのはやっぱり言われました。履物にするのはいかかがなものかと」
しかしサンプルをつくり、説得して商品化にこぎつけ、さらに沖縄の福木や月桃、がじゅまるで染めた草木染めのサンダルも作りました。
前田さん「茎の部分を使うんですけど、月桃で染めるとこういう肌色ピンクみたいな。これが福木、これががじゅまるです」
草木染だけではありません。まだ、あります。
前田さん「最初、織りと染めをやったので、次はなんだろうと思ったとき琉球ガラスだった」
沖縄の工芸品を使ったサンダル。次は何を使ったサンダルが誕生するのでしょうか。
沖縄の工芸品って足元でもちゃんと沖縄を主張していますね。
このサンダル、機械の関係で工房を今は東京に置いていますが、将来は沖縄に工房を作り、観光客がきょう注文してあす持って帰れるようにしたいという事です。