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県内では土砂災害の発生が他の都道府県と比べて多いにも関わらず、県民の防災意識は低いことが調査でわかりました。
県内では2年前の2006年6月に中城村で発生した土砂崩れなど、大規模な土砂災害が度々発生していて、2001年から2006年までの地滑りによる被害総額は1億2255万円で、全国で9番目の高い数字です。
この中城村を含め、過去に土砂災害が発生した県内の5つの地域で沖縄総合事務局がアンケート調査した結果、「過去に避難したことがある」と答えた人はわずか15パーセントしかいませんでした。
また「自分で避難を判断する」と答えた人でも、その77パーセントが県が作成した危険箇所マップをよく理解しておらず、県民の土砂災害に対する防災意識の低さがあらわになりました。