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離婚や相続などの問題について、当事者同士が話し合って解決する「調停」の見学会が25日、那覇家庭裁判所で開かれました。
模擬調停の見学会は、親子や夫婦間の問題を抱える人達に家庭裁判所の調停の制度を理解してもらおうと開かれたもので、40人あまりが参加しました。
模擬調停では夫の浮気を理由に妻が離婚を申し立てますが、夫は「離婚する気は全くない」と、2人の調停委員に繰り返し訴えます。結局、3度の調停の結果、離婚が成立し、3人の子どもにそれぞれ2万円の養育費を払うことで夫も妻も合意しました。
また、きょうは2009年5月21日から導入される裁判員制度についても説明が行われ、参加者らは裁判に参加する意識を新たにしている様子でした。