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沖縄戦当時の映像を集めた映写会が6月22日、南風原町の県公文書館で行われました。映写会では沖縄戦当時、アメリカ軍の広報宣伝用に海兵隊が制作したフィルムと公文書館がこのほど新たにアメリカから入手した34本のフィルムを短くまとめた映像の2本が上映されました。
特に公文書館が新たに入手した映像はアメリカ軍の上陸から沖縄戦の終息までがカラーフィルムで記録された貴重なもので、アメリカ軍が粟国島に侵攻する様子や、島民の様子が詳細に写っています。また、本島南部での日本軍との激しい戦闘のほか捕虜収容所でのお年寄りや女性、子どもたちの表情や様子が記録されています。
上映会では、真和志高校の生徒たちが静かにナレーションを読み上げ、訪れた100人余りの人は63年前の様々な情景にじっと見入っていました。