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戦時中アメリカ軍の攻撃をうけ沈没した戦時遭難船舶の犠牲者の御霊を慰める「海鳴りの像」で遺族会による清掃が21日行われました。清掃活動は、6月23日の慰霊の日に行われる追悼式典をまえに実施されたものです。
遺族らはまず線香を手向け亡くなった犠牲者に手を合わせたあと草を取ったり周辺の掃除を行いました。中には刻銘板を初めてみる遺族もいて名前を確認しながら悲しみを新たにしていました。遺族の一人は「遭難したと聞いた時母は狂ったように泣いていました。
今日やっと会えた、という気持ちですと話していました。刻銘版にはことし新たに14人が追加刻銘され戦後63年が経過しても遺族の悲しみは癒えることはありません。