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十五夜の18日、池間島では、毎年この時期の満月の夜に産卵するオカガニの産卵が見られました。日頃は陸に住むオカガニは、毎年この時期の満月の夜に、浜に下りて産卵することで知られています。

18日は、潮が引き始めた午後9時ごろから、月あかりのもと、海岸線に向かうオカガニが姿を見せはじめました。海岸には、貴重な放卵シーンを見にきた、大勢の子供たち、そして、ウミヘビの姿も。普段は陸地に住んでいるためか、波にさらわれてひっくり返りそうなお母さんガニもいましたが、必死に踏ん張り波に向かって踊るように体を揺すりながら、卵を放しました。

波が引くタイミングに合わせて卵を放しています。卵を波に託したお母さんガニたちゆっくりと砂浜をあとにしていきました。