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乗員組合との労使交渉が続いているJTA・日本トランスオーシャン航空では、交渉の折り合いがつかない場合、あす7日以降、全面ストに突入する可能性もあると発表しました。
賃金などをめぐり5月から労使交渉を続けているJTAは6日、大森徹社長ら幹部役員が会見に臨み、「交渉の折り合いがつかなければストライキの可能性もある」として、あす7日以降、全便欠航の可能性もあることを発表しました。
会見で大森社長は「いわゆる前進回答、組合の要求に沿った形での回答は極めて出しにくい。我々の賃金制度など根幹に関わる問題だから」と述べました。
JTAによりますと、労働組合の要求は基本賃金の見直しなど3項目で、交渉は難航しているということです。ストに突入した場合2000年3月以来の全便欠航となり、あす7日だけでも42便およそ2800人が影響を受けることになります。
大森社長は「今回このような事態で地元の皆様に大変ご迷惑・ご心配をおかけしていることを社を代表してお詫びを申しあげます。申し訳ございません」と述べました。