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海外から沖縄に持ち込まれそうになった偽ブランド商品の廃棄処分が沖縄地区税関で行われました。
税関職員によって次々とハンマーで砕かれる時計に、カッターナイフで切り刻まれるかばんや財布。この廃棄処分は、沖縄地区税関が毎年実施しているものです。
2007年6月から2008年5月末までの1年間に那覇空港や県内の港、そして国際郵便など海外から持ち込まれそうになった偽ブランド品は6860点に上ります。その数は年々増えていて、高級ブランドの商標を無断で使用した衣類や本物そっくりに似せたカバンや時計などがほとんどです。
沖縄地区税関の久場島清隆・広報官は「安易な気持ちで持ち込む人もまだ多い。こういうものは絶対に輸入できないので、持ち込まないようにしてほしい」と話していました。
県内に持ち込まれるルートとして最も多いのは中国からで、次いで韓国から。税関では、今後も旅行客に注意を促すとともに、取締りを強化していく方針です。