※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
News Photo

ステーションQではきょうから一週間、県議会にまつわる様々な情報を特集します。1回目は沖縄県議会の歴史です。

沖縄における条例の制定や、県の動きを厳しくみつめる県議会。県議会には、一年のうち決まった月に開かれる定例会など、いくつかの会議があります。

議場には48の議席。議員の数を決めたのも、もちろん議会。そういう条例を決めたり改めたり、県の仕事が正しく行われているかどうかを調べたり、県に対する県民の声を受け討論をする。それが、県議会です。任期は4年、議員報酬は月額76万円。

沖縄県議会には全国でただひとつの施設があります。県議会の議員居室。沖縄県議会は、議員それぞれに部屋があります。

戦後、沖縄がアメリカの統治下に置かれていた1952年、「琉球政府」のもと、議会は「立法院」という独自のものでした。立法院では国会のように、議員それぞれに居室が与えられ、その名残がいまも残っているわけです。

議事内容は、正確に記録され保管されます。沖縄の議会記録は立法院の頃のものからきちんと保存されています。

立法院は沖縄の復帰に伴い、正式に沖縄県議会となりました。これは1972年5月15日の6時から始まった一回目の県議会の模様。この日から「沖縄県議会」として、新たな歴史が始まったのです。

立法院の時代から積み重ねられてきた議決の数々がいまの沖縄を作り上げてきました。その話し合いの場を作るのは、まぎれもなく私たち一人ひとりの一票なのです。

あすは、議案などの審議の流れについてです。