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看護職に就いている人の仕事と家庭の両立について考えるフォーラムが那覇市内で開かれ、共通の課題を話し合いました。

今週はナイチンゲールの誕生日にちなんだ看護週間で、14日のフォーラムは看護師や助産師が長く仕事を続けられる環境作りを考えようと開かれました。

フォーラムではまず35年以上看護職を務めた功労者に安里副知事から表彰状が手渡されました。その後のシンポジウムでは県立宮古病院の佐久川看護部長が、子育てをしながら看護師を続けた経験を元に「家族にも時間が不規則な仕事を理解してもらい、それぞれが自立した関係を築くことが大切」と訴えました。

また沖縄赤十字病院の高良英一院長は、過労で鬱状態になる看護師が急激に増えている現状を説明し、自分にあったリラクゼーション方法を早く見つけるべきだとアドバイスしました。

県内で看護職に就く人の数は1万5000人で、少子高齢化が進む中、看護の仕事の重要性はますます高まっています。