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アメリカ軍基地内で働いていた男性が元上司のパワーハラスメントを訴え、裁判で争われていますが、この元上司の行為を職業安定所がパワハラと認定していたことがわかりました。
キャンプハンセンの警備隊員として勤務していた安村司さんは、不当な理由で配置転換をさせられたり、9ヵ月間仕事を与えられず事務所での待機を命じられるなど、元上司から精神的苦痛を受けたとして300万円の損害賠償を求める裁判を起こしているものです。
そして、失業保険の給付条件を審査する職業安定所に申請する際、退職したのは基地内でのパワハラが原因と訴え、その認定を求めていました。
職業安定所は4月下旬の段階では安村さんの依願退職としてパワハラを認めませんでしたが、安村さんが証拠書類を提出したところ、5月1日にパワハラと認定しました。
取材に対し安村さんは「ちゃんと見てくれるところは見てくれる」と話していました。
職業安定所がパワハラと認めたことで、裁判の行方にも影響が出そうです。