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沖縄電力は7月から電気料金を値上げすると発表しました。

沖縄電力によりますと、これまでの電気料金が1ヵ月あたり7580円の標準家庭で7月からは7706円となり、126円の値上げとなります。

値上げは、燃料価格や為替レートを反映させる燃料費調整制度に基づくもので、これで2007年10月から4期連続の値上げとなります。

また沖縄電力は30日に2007年度の決算を発表。それによりますと2007年度は販売電力量の増加で売上高は1615億円と2006年度を上回ったものの、燃料価格の高騰などで営業利益は4.3%下回り、2期連続の増収減益となりました。2008年度についても引き続き燃料価格の高騰や地球温暖化対策に伴う経費の増加で大幅な減益となる見通しです。

石嶺伝一郎社長は「県内では火力発電に頼っているため、石油や石炭など燃料価格高騰の影響を大きく受けていて、今後の推移を注意深く見ながら、効率化に取り組んでいきたい」と述べました。