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4月10日から25日にかけ、豊見城市に住む男性がインターネットサイトのデータ削除の名目で、およそ440万円を騙し取られる振り込め詐欺がありました。
被害に遭ったのは豊見城市の36歳の男性で、4月初旬、「データシステム」という調査会社を名乗る男から「出会い系サイト登録者の調査をしている」と電話がありました。
そして「サイトの登録料が未払いだ」とのメールを受け、男性は4月10日、指定された県外の銀行口座におよそ27万円を振り込みました。その後も電話で「エラーが出てデータを削除できない」「罰金を支払えばデータを削除できる」などと言われ、合計5回にわたりおよそ440万円を振り込まされました。
事件は29日午前、男性が豊見城署を訪れ、「もう払うお金がない」と相談して発覚。現在、県警が振り込まれた口座を凍結し、詐欺事件として捜査しています。