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浦添市で化学弾の可能性がある不発弾が見つかった問題で防衛局の発表から間もなく1週間が経とうとしていますが、進展はありません。
4月初め、浦添市内の建設現場でアメリカ製の不発弾76発が見つかりました。沖縄では年間何百発も発見される不発弾。しかしそのうち22発は中に液体が入っているという特殊なものでした。
毒ガスの専門家、神奈川大学の常石教授はこれが毒ガス、びらん剤だった場合、「日本軍に対し、日本に対し、毒ガス攻撃を準備していたことの物的な証がとうとう出てきたなと思います」と話しています。
防衛局では現在アメリカ軍などに確認を急いでいますが正体不明の不発弾。それが沖縄戦の実相を塗り替えるものになるのか、解明にはまだまだ時間がかかりそうです。