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待機児童の解消に向けて、県は22日、無認可を含む11の保育園に、社会福祉法人としての設立認可書を交付しました。
県庁で行われた社会福祉法人設立認可書と保育所設置認可書の交付式では、福祉保健部の伊波輝美部長が糸満市のまつの木保育園や久米島町の儀間保育園など、11の保育園に認可書を交付。伊波部長は「社会的使命の大きさを自覚して、保育所の運営をしてほしい」と激励しました。
今回認可された11の施設の定員は760人ですが、公立保育所が民営化されて定数が変わらない6つの園を除くと、新設された5つの保育園の定数の370人が今回増えたことになります。
県によりますと、去年4月1日現在、保育園に通っている子どもの数3万432人に対し、待機児童数は1850人となっています。このため、県では今後も市町村と連携して認可保育所の整備を進める方針です。