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一口5万円の出資で高額の配当があると、出資金を集めて破綻した企業の被害者らが、損害賠償を求めて起こした裁判。原告で張本人の2人の所在がわからなくなっていて、裁判は長期化しそうです。

裁判では、原告40人がユーカリでお茶や食品を製造販売する事業資金を集めるため設立した「コアラ.の会」に5200万円あまりを騙し取られたと出資金の返還を求めています。原告側は一口5万円の出資で、40日以内に7万5000円の配当が得られると謳っているが、破綻が避けられないことは明らかだったと主張しています。

一方、被告側はこの事業が国からの補助を受けていると言われ「私もだまされた一人だ」として争う姿勢の人もいます。ただ、会設立の張本人の2人の所在が不明で裁判は長引きそうです。